くも膜下出血を予防するには? | 前兆や症状から手術・リハビリなどについて
最近多くなった脳内の出血「くも膜下出血」。昨日まで元気だった人が突然なることがある病気です。そんなくも膜下出血をいち早く察知するため、前兆現象や原因・予防方法、なってしまった後の手術やリハビリなどについて紹介しています。
くも膜下出血を予防するにはどうすれば良いのでしょうか。健康を維持するには、栄養バランスの良い食事が大切です。これは身体のみならず脳に対しても同じです。糖分や脂肪分を控えめの食事は体調維持や病気の予防をするうえでは重要です。くも膜下出血で問題となるのは、血圧を上げる塩分です。高血圧になると脳の動脈瘤が生成されやすくなり、発症の危険度が高まります。ですので、塩分は控えめにし、1日に必要となる分だけ摂取するようにしましょう。お漬物や干物を極力控えめにし、大量の塩を含むカップラーメンも避けるようにしましょう。くも膜下出血を避けるためには、血圧を下げることが重要なので、ウォーキングなどはダイエットをして、血圧を下げるように努めましょう。また、身体を動かすことでストレス解消にもなりますし、健康的に痩せることが出来ます。さらに毎日血圧の測定をすることで、血圧の変化から異常を察知することができます。なるべき決まった時間に血圧を測るで体調管理にも役立ちます。くも膜下出血を発症させないためには日々の生活の中で予防をするようにしましょう
くも膜下出血の応急措置があるのをご存知でしょうか。いつ倒れてしまうかわからないので、応急措置の方法を知っておくことは重要です。くも膜下出血ではと思う人がいれば、安全重視で安静にすることを心がけましょう。ネクタイやベルトをしている場合は、すぐに緩めて、平らな場所に寝かせるようにしましょう。寝せる場所はベッドが最適ですが、外出時であれば、安静を維持できる場所を探し、周りに何もないことを確認します。くも膜下出血を発症すると痙攣を起こしたり、パニックになることもありますので、周りのものは片付けておきましょう。また、発症しても軽度の場合は会話や動いたりすることはできますが、意識があるからといって無理に動かしたりするのは危険です。周りの人が患者を動かすようにしましょう。その場合は担架があれば良いのですが、もし無い場合は、服や布で簡易の担架を作って安全に運びます。くも膜下出血を起こした場合は嘔吐を起こすことがあるので、窒息しないように口の中に嘔吐物が無いかを確認しましょう。嘔吐物があれば、掻き出して、呼吸しやすくするため顔を横に向かせましょう。くも膜下出血では即座の治療が大事ですので、倒れていることを確認したらすぐに救急車を呼びましょう。正しく応急措置を行うことが後の生存率を高めます。くも膜下出血発症を発症したら、安全に留意し、可能な限りの介助をするようにしましょう。
医師からくも膜下出血と宣告された時の心構えについてお話します。誰でも脳から出血したと聞かされれば驚きますし、くも膜下出血のような生命に関わる疾病であれば、社会復帰ができるのか、後遺症は大丈夫なのかと先行きが不安になってしまうものです。また、重度の場合は患者は意識がなくなり、家族はうろたえるだけという場合もあります。くも膜下出血は、発症後の生活を大きく変えてします疾病です。後遺症による麻痺や失語症、症状によっては車椅子のお世話になることもあるかもしれません。更に、十度の場合、生命そのものの危険に晒される場合もあるので、発症後どうなるか不安が募るばかりです。それ以外に治療費や退院後の安全な生活など考えることも多くなります。仕事や学校を長期休暇する手続きも必要ですし、リハビリの準備もしなければなりません。また、くも膜下出血発症後に精神的な負担から抑うつ状態になることもあり、情緒不安定になることもあります。そんな時に助けになるのが周りの家族です。辛いリハビリ生活も家族がいたおかげで乗り越えられたという人もいます。患者本人は前向きに治療に取り組み、周りの家族は看病やリハビリの介助などを行い、精神的な支えになって、治療に取り組むようにしましょう。
くも膜下出血の発症後は、後遺症が残る場合があります。後遺症は出血した箇所により異なりますが、麻痺や失語症を引き起こすことが多く、リハビリが必要となります。リハビリを行うことで、ある程度までは回復させることが可能で、手足の自由を元の状態に近づけるよう訓練します。リハビリはくも膜下出血によって失われた機能を元に戻し、社会復帰をするために行うもので、患者の症状に合わせたものとなっています。リハビリの段階には「急性期」、「回復期」、「維持期」があり、急性期は発症後1~2週間の間のことを言います。この時期は後遺症が残っているため、手足を動かすという単純な動きが出来るようになることを目指す内容になっています。発症後、2週間以上経過すると、症状が安定し、身体を動かすことに抵抗が無くなって来ます。普段の生活で行う、着替えや食事などが出来るように訓練をし、回復期んは自宅でリハビリが出来るようになります。リハビリは早い段階で始めないと、筋肉がこわばり、廃用性筋萎縮や関節拘縮を引き起こす場合があります。一日も早くくも膜下出血からの回復をするために、リハビリは積極的に行うようにしましょう。
くも膜下出血は死に至る確率の高い病気ですが、症状次第によっては、90%の生存率を維持することが出来ます。初期の段階であれば、ほぼ100%の確率で回復出来ます。しかし、最初の出血で約3割の寛恕が命を落とし、更に合併症を引き起こすこともあります。すぐに回復する可能性もありますが、正常な社会復帰にはかなりの労力を要します。くも膜下出血を発症した場合、24時間以内に再出血することがあるため、この時間帯には細心の注意を払う必要があります。病状が急に悪化することもあるため、軽度であっても体調に変化がないかを見極めるようにしましょう。また、発症してから4週間以内に約5割の人が再出血すると言われていますので、日々の生活の中で再出血が起きない様に注意をするようにしましょう。再出血が起きると、重篤な症状になり、6割以上の人が命を落としています。発症後10年経過していた場合は、致死率は8割近くなります。このことから、くも膜下出血は生命の危険に至る率が高い疾病と言えます。また、くも膜下出血には麻痺や失語など様々な後遺症を引き起こすことがあります。ケースによっては、手術が必要になりますので、リハビリなどの対策は重要になってきます。くも膜下出血は、術後の経過が良好になるよう、再出血の予防が出来ることがあれば、積極的に取り組むようにしましょう。